ソフトバンク松坂大輔の完全復活なるか?2017年期待の記録とは?

スポーツ
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3年契約の最終年となる2017年シーズンに向けて、ソフトバンクホークスの松坂大輔に注目している。今オフはプエルトリコのウインターリーグにも参加し、昨季より10キロの減量で臨んだ今キャンプだが、初日からブルペンで59球を投げ込み、何と3日目には早くも打撃投手として前後のブルペン合わせて161球も投げていた。これって大丈夫なのか!?松坂大輔!

こんにちわ、楓(fu)です。

元々プロ野球選手、特に投手として活躍する選手であれば、みんな自分なりの調整方法を持っています。

況してや既にベテランの域に達している松坂選手にしてみれば、今回の周りが驚くようなハイピッチの調整(投球数含めて)は当然自分なりの確固とした自信があってのことでしょう。

そしてこの時期、各球団のスコアラーと呼ばれる方たちは、他球団の戦力分析を行うために春季キャンプ地へ出かけ情報収集に大忙しの毎日です。

そんな他球団のスコアラーは今季の松坂大輔をどのように分析しているのでしょうか?

そしてケガなく2017年シーズンに突入した場合に、是非とも達成してほしい松坂投手にしか出来ない記録とは?

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初シート打撃登板

2月14日、今キャンプ初めてのシート打撃に登板した松坂大輔投手は、打者7人に対して22球を投げ、2安打無四球、最速は136キロだった。

被安打2つは何れ(いずれ)も長打であったが、無四球というのがポイントのひとつと云える。僕の記憶から消したいくらいヒドイ投球であった去年(2016年10月2日)の最後、楽天戦での1回5失点の時みたいに崩れるようなこともなかった。

先ずはひと安心といったところか。

元々キャンプ中盤のこの時期、疲れもピークを迎える時期であることは松坂投手本人も想定内であっただろうし、登板後のコメント「収穫は何もなかった」という短く素っ気ない言葉からは逆に自分の考え通りに進んでいるという自信を感じ取ったのは僕の深読みだろうか。

他球団スコアラーの分析

松坂は“開き直って”投げているように見えた。150キロの剛速球とはもう決別するんだというね。これからは、変化球をコーナーに投げ分けて打たせて取るスタイルを、自分の中で確立させるんだと思う。(某パ・リーグ球団スコアラー)”

今日は力んで投げた球が一球もなかった。正直、驚いたよ。力みがなくなることは技術的にもプラス。ブルペンでの投げ込みを見ると、肩の不安はなさそうだし、今のスタイルがなじめば、今年の松坂は勝負できると思う。(某パ・リーグ球団スコアラー)”

一般的にもよく言われることだが、かつて剛速球を投げていた投手が軟投派に変身するのはとても難しいことだ。それくらい剛速球の魅力というのは本人にとっては忘れられないものらしい。

実際、昨シーズンまでの松坂投手にはそういう力み(りきみ)が見えていたし、オーバーウエイト(に僕からは見えた)で動かない身体を無理やり動かすために、頭を振って上半身に頼り切った投球フォームは見ていてツラかった・・・。

1軍合流予定の2月21日までに予定されているミッションは「シート打撃登板」と「紅白戦登板」であるが、今回は第一関門の「シート打撃登板」を及第点でやり終えたと言える。

次回予定の「紅白戦登板」が楽しみである。

2017年シーズンへの期待

松坂投手は日本球界に復帰してから未勝利である。

日本での最後の勝利は西武時代の2006年9月19日のソフトバンク戦だが、西武時代には近鉄(当時)を含めて11球団から勝利をマークしている。

今シーズン、古巣・西武と広島に勝てば、過去3人(工藤公康、杉内俊哉、寺原隼人)しか達成していない「現12球団+近鉄」の13球団勝利となる。

2017年シーズンで達成して是非とも達成して欲しい記録のひとつである。

まとめ

松坂投手に課された残るひとつのミッションである紅白戦での登板は2月19日(日)に予定されています。

当日はここまでシート打撃にも未登板の、盟友でありライバルである和田毅との豪華松坂世代リレーも期待されます。

現在の12球団にあって圧倒的な選手層を誇る福岡ソフトバンクホークス投手陣においては、たとえ実績のあるベテランであってもアピールが出来なければ開幕メンバーに登録されるのは至難の業です。

日本プロ野球界にとって燦然(さんぜん)と輝く松坂世代とは、松坂大輔が例え軟投派と呼ばれようとも不死鳥のように復活してこそ、その輝きを失わずに今後も語り継がれる事でしょう!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

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