1989年から1990年にかけて一世を風靡した人気番組『三宅裕司のいかすバンド天国』をリスペクトしたと思われる、あらたな音楽オーディション番組『イクゼ、バンド天国!!』が放送開始します。番組内容は放送前なので不明ですが、予習の意味で”イカ天”について調べてみました!
こんにちわ、楓(fu)です。
いよいよ2016年11月4日(金)23:30~24:00(BS-TBS) 放送開始されます。
MCは何と、あの世界的アーティストにのし上がってしまったピコ太郎のプロデューサー古坂大魔王(こさか だいまおう)と、人気モデルの大石参月(おおいし みつき)に決定しました。
推測ではありますが、かつて1989年2月~1990年12月にかけて放送され、その後のバンドブームの起爆剤となった有名番組である、『三宅裕司のいかすバンド天国』(通称:イカ天)のリスペクト・プログラムだと勝手に想像しています。
そこで今回は、ある意味で歴史の谷間に埋もれかけていたイカ天を検証することで、大人数アイドル全盛時代が終焉を迎えようとしている(?)現在の音楽界の今後を占ってみようかと思った次第です。
イカ天とは?
『三宅裕司のいかすバンド天国』の略称。
1989年2月から1990年12月まで、TBS系で放送された深夜番組『平成名物TV』の1コーナーとして、その後活躍する多くのバンドを輩出した名番組。
司会は三宅裕司、アシスタントに相原 勇。主な審査員には萩原健太(ベンチャーズ研究家)や難波弘之(キーb-ディスト)、村上”ポンタ”秀一など。毎回ゲスト審査員も出演していた。
番組内容
毎週10組(第一回、第二回は12組)のアマチュア・バンドが登場し、審査員によってチャレンジャー賞バンドが選ばれて前回のイカ天キング(チャンピオン)バンドと対決して、勝った方がイカ天キングとなる。
5週連続でイカ天キングを防衛したバンドはグランド・イカ天キングとなり、メジャー・デビューが約束された。
「完奏」と「ワイプ」
審査員席には、赤と青の2つのランプがあり、「もう見たくない」と思った時には赤ランプが押された。
赤ランプが2つ点くと「ワイプ」となり、演奏中の画面が小さくなった。
ただ、ワイプになっても審査員がもう少し見たいと思った時には青ランプが押され、演奏中の画面が再びいっぱいに戻った。しかし完奏扱いにはならなかった。
3分間ワイプを受けずにいられたら「完奏」となり、チャレンジャー賞の対象になった。
ここら辺の進行や審査方法がイク天ではどのようになっているのかが楽しみですね!
歴代イカ天キング
初代のSLUT&SLASH BANDから28代目のEDITION DELUXEまで、合計28組のアマチュア・バンドがイカ天キングとして番組を盛り上げていた。
グランド・イカ天キングにはなれなかったが、その後デビューし有名になったバンドには・・・
4代目:イエロー太陽s(1週勝抜、1989年4月22日)
5代目:RABBIT(3週勝抜、1989年4月29日 – 5月13日)
6代目:JITTERIN’JINN(1週勝抜、1989年5月20日)
8代目:突撃ダンスホール(1週勝抜、1989年6月17日)
10代目:宮尾すすむと日本の社長(3週勝抜、1989年7月1日 – 29日)
11代目:NORMA JEAN(4週勝抜、1989年8月5日 – 26日)
仮キング:カブキロックス(1989年10月14日)
などがいる。
歴代グランド・イカ天キング
初代Gイカ天キング:FLYING KIDS(1989年3月4日~4月8日)
二代目Gイカ天キング:BEGIN(1989年9月2日~30日)
三代目Gイカ天キング:たま(1989年11月11日~12月9日)
四代目Gイカ天キング:マルコシアス・バンプ(1989年12月9日 – 1990年1月20日)
五代目Gイカ天キング:LITTLE CREATURES(1990年4月14日 – 5月12日)
六代目Gイカ天キング:BLANKEY JET CITY(1990年8月4日~9月8日)
七代目Gイカ天キング:PANIC IN THE ZU:(1990年9月22日~10月27日)
いずれのバンドも、知る人ぞ知るといったポジショニングを現在でもキープしていますね!
まとめ
数々のバンドを輩出し、ある意味で時代を作った感のある有名番組『三宅裕司のいかすバンド天国』ですが、実際には僅か1年半の放送期間でした。
番組担当ディレクターや構成作家の大麻所持等の不祥事もあり、1990年新年度に入ると急速に視聴率も下降線をたどる訳ですが、バンドブームという一世を風靡する社会現象の一端を担った番組自体の存在意義は揺らぐものではありません。
そして2016年11月、イカ天終了から26年を経て、ついに『イクゼ、バンド天国!!』という番組に受け継がれることとなります。
Gイカ天キングの動画を見てもわかる通り、生々しいバンドサウンドが当時の息吹を伝えるものだとすれば、現在の音楽状況はあまりにも小ぎれい過ぎてツマラナイ状況だと感じるのは僕だけでしょうか?
20年~30年で周回するというトレンド周期説を持ち出すまでもなく、熱くハートフルな音楽状況再来を心より願います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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