南海トラフ巨大地震を想定して大阪府で880万人訓練実施!全国的な被害の想定は?

社会
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2016年9月5日に大阪府内において、南海トラフ巨大地震を想定した「大阪880万人訓練」が実施されました。大阪府は午前11時過ぎに、府内にいる人の携帯電話に訓練開始を告げる緊急メールを一斉に配信しました。平成24年9月5日の第1回から数えて5回目となる今回は、全体の80%強となる735万台の携帯電話に通知されたと思われます。

南海トラフ巨大地震

訓練は午前11時に南海トラフ巨大地震が発生し、その3分後に府内に大津波警報が発令されたと想定。警報を知らせる緊急メールが配信されると、大阪市内でも携帯電話に見入るひとの姿が目立ちました。

大阪府の南海トラフ巨大地震の被害想定では、大阪府内で最大約13万4千人が死亡すると見ているようです。

こんにちは、楓(fu)です。

僕の住んでいる九州北部地方は、朝から台風12号の影響が心配されたので、いつもより1時間も早く出社しましたが、幸いなことに雨、風ともに何の影響も無く通常通りの一日の始まりでした。でも大阪では大変な訓練が行われていたのですね!

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南海トラフ巨大地震とは

日本列島の太平洋沖、静岡県駿河湾から九州東方沖まで続く、深さ4,000m級の海底溝である「南海トラフ」に沿う形の広い震源域で連動して起こると警戒されているM9クラスの巨大地震。被害想定(死亡者数)が大きな都道府県では順番に①静岡県10.9万人、②和歌山県8.0万人、③高知県4.9万人、⑤三重県4.3万人、⑥宮崎県4.2万人、⑦徳島県3.1万人、⑧愛知県2.3万人、⑨大分県1.7万人、⑩愛媛県1.2万人となる。(最悪のケースの場合)

南海トラフ巨大地震2

もしもの時には?

被害想定に関しては最悪なケースをあえて想定することによって、人々の注意を喚起するという意味合いはあるにせよ、何十万人もの人の命に危機が迫っているときくと他人事ではありません。

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本大震災と、今世紀に入って経験した大地震の記憶は確実に人々の心に危機感DNAとしてインプットされているはずです。しかし自分も含めて、いざグラっと来た時に即座に行動できるかというと正直云って自信がありません。

確認!安全確保の基本動作

・つかまる!

固定されている丈夫なものにつかまることを意識する。

・身を守る姿勢をとる!

近くにあるクッションやふとんで落下物などから身を守り、特に頭部を保護する。

・危険なものから離れる!

落下・転倒・滑り出るもの・割れて飛散するものに当たらないところへ離れる。

・大声を出さない!

建物から出る粉塵・チリ・ほこりから気管を守る為に大声を出さない。

まとめ

子供のころの学校の避難訓練や大人になってからの職場での避難訓練での経験をベースに、「もしも今揺れが来たら!?」と考えて頭の中でシュミレーションすることが何より「気持ち」の訓練ではないでしょうか?

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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