木星にある衛星の内、第2衛星の「エウロパ」に地球外生命体の存在が考えられるといわれています。2016年9月26日午後6時(日本時間は9月27日午前3時)からNASAの重大発表があるそうなので、その発表を聞く前に色々と調べてみました。
こんにちは、楓(fu)です。
日本時間9月27日といえば火曜日ですね。平日の朝3時には起きていられそうもないので、その日の朝のニュースを楽しみにしておきましょうねwww
「エウロパとは」
エウロパ は、木星の第2衛星。2007年までに発見された衛星の中で内側から6番目の軌道を回っている。ギリシア神話の、ゼウスが恋に落ちたテュロスの王女エウローペーにちなんで名づけられており、そのラテン語形である。英語読みからユーロパとも表記される。なお、同名の小惑星 エウロパも存在する。(出典:Wikipedia)
発見者は、かの有名な中世イタリアの学者「ガリレオ・ガリレイ」です。現在から約400年以上前の1610年にガリレオが自作した天体望遠鏡で発見された4つの衛星、「イオ」、「エウロパ」、「ガニメデ」、「カリスト」のひとつで、これら4つを合わせてガリレオ衛星と呼ばれています。
大きさは?
「エウロパ」の直径は約3,138kmです。地球の直径は約12,742kmなので地球よりは小さいです。というか太陽系の中で発見されている衛星で地球より大きいものはありませんが・・・。
地球をサッカーボールに例えるならば、「エウロパ」は野球のボールくらいだと思われます。
地球からの距離は?
何と、628,300,000 kmの彼方にあります。それでも現在の技術では約5年程度で到達可能らしいです。
「エウロパ」の特徴って?
「エウロパ」の表面は、ほとんどが厚い氷で覆われているそうです。極寒の世界ですね。
その表面の温度はマイナス200℃前後と想像もつかない世界です。
「エウロパ」は何故注目されているのか?
「エウロパ」に注目が集まる理由、それは表面を覆った厚い氷の下、約1,000km以上の地下深くには、液体の「海」が広がっていると近年の研究で解かってきました。この海の深さは凡そ160kmで、何とこの海には想定されていた値の100倍の酸素が含まれているという研究結果が発表され話題となりました。
そのことによって、液体の海があるなら生命体も存在するのではないか?という仮説が立てられているからなのです。
実際にNASAは次期惑星探査ミッションの第一候補としてエウロパ探査を選定しているそうで、計画では2020年に探査船打ち上げ、2025年ころに木星到達し、その後で4つの衛星を経由して2028年ころ「エウロパ」の周回軌道に入るというものだそうです。
これまでの「NASA」の公式見解
・エウロパは地球外生命体が存在する条件をかなり満たしている。エウロパは大量の水を保持しており、理論的な計算から、凍結した表面下には液体ないしシャーベット状の海が広がっていると言われている。
・さらにその海には大量に酸素が眠っている。エウロパの酸素は、木星の磁場から放たれた荷電粒子が氷にぶつかるときに生まれたと考えられており、その酸素レベルは現在の地球の海を超えるレベルにまで達しているという。
・エウロパの海底の一部には、地球の深海に存在する熱水噴出孔周辺と非常によく似た環境があるはずで、この条件下なら生命体が存在しない方がおかしいレベルなのだそうだ。理論上で言うならエウロパは魚のような生命体が少なくとも300万トンは生息できるという。
まとめ
これらのこれまでの公式発表から、今回の9月26日(日本時間27日)にハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)が捉えた「エウロパ」の画像で新たに発見された事実をベースに何らかの重大発表が為される模様です。
僕自身、今年の夏休みに「Xファイル」にハマっていたので、今回のニュースに異常に心惹かれてしまいました(苦笑)果たしてどのような発表がNASAから出されるのか、目が離せない状況となっています!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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